フリーコンサルの単価相場を案件の種類別に紹介!単価を上げるポイントや交渉の注意点は?
フリーコンサルの単価相場は案件の種類ごとに異なる傾向があります。うまく案件を選べばより高単価の仕事を獲得できるでしょう。今回は、フリーコンサルの案件について単価相場を種類別に紹介するとともに、単価を上げるポイントや交渉の注意点などを解説します。高単価の種類を把握したい方や、自分の専門分野で目指せる報酬を知りたい方はぜひチェックしてみてください。
┃フリーコンサルの単価相場【種類別】
早速、フリーコンサルの単価相場を案件の種類別に解説します。
戦略系
戦略系のフリーコンサル案件の単価相場は月額150~300万程度です。
戦略系は、新規事業の立案や中期事業計画の策定、M&Aの支援などを行うコンサルティング案件です。
市場調査や資料作成を含めて、3~5年の中計策定の伴走支援を行う仕事などがあります。マネージャー以上のポジション経験者が優先されやすいです。
会社の将来を大きく左右する役割を求められるため、高単価を狙えるチャンスがあります。
業務系
業務系のフリーコンサル案件の単価相場は月額100万~250万程度です。
業務系は、クライアントの業務プロセスを調査・分析し、効率化に向けて再構築するいわゆるBPR系の案件などです。
業務効率化に向けて業務要件のヒアリング、改善案の検討、ツール設計を担当する案件が例として挙げられます。
大企業の全社構造改革を担う規模の大きい案件などは単価が高い傾向です。
IT系
IT系のフリーコンサル案件の単価相場は月額100万~200万程度です。
IT系は、IT戦略に関するアドバイスをしてクライアント企業の課題を解決するような上流系案件から、実際のシステム導入に向けたメンバーとしての募集案件などがあります。
最近では生成AIの社内業務への検討支援などの案件が出てきています。ITツールやシステム導入の経験者が求められることもあります。
最先端のIT知識・経験が求められる案件且つCIOなどのIT部署のマネジメントレイヤーとの対峙が求められる案件であれば、200万以上の高単価も狙えるでしょう。
人事組織系
人事組織系のフリーコンサル案件の単価相場は80万~180万程度です。
人事組織系は、人事制度改革や人材開発などを含む人事組織領域における戦略から実行支援までを担当する案件です。
人事異動やタレマネに関する業務ヒアリング、課題抽出、To-Be策定までを対応する案件などがあります。基本的に人事組織の専門家が求められますが、システム選定の仕事が含まれる場合は、ITコンサルの経験者が求められることもあります。
また、採用業務のコンサルティングとして顧客に深く入り込み業務の伴走支援する案件も多く募集があります。
┃フリーコンサルが単価を上げるポイント
少しでも高単価の案件を獲得したければ、単価を上げるポイントを知っておくことも重要です。
引き続き、フリーコンサルが単価を上げるための重要なポイントについて解説します。
仲介手数料が少ない案件紹介プラットフォームを選ぶ
フリーコンサルが単価を高めるには、仲介手数料が少ない案件紹介プラットフォームを選ぶことが重要です。
一般的なプラットフォームはフリーコンサルとクライアントの間に仲介会社が入り、コンサルとクライアントの両方から手数料を報酬として受け取っています。相場としては報酬の25%ほどが徴収されてしまうので、案件の単価も下がりやすいです。
したがって、可能な限り仲介手数料が少ないプラットフォームを選ぶことが大切です。なお、プラットフォームによっては継続契約時の手数料の支払いを無料にしているサービスもあります。
単価を高めるために各プラットフォームの手数料を比較して、最も合理的なサービスを選択してみてください。
DXに関するコンサル案件も探す
近年、政府の主導によって各社でDX推進の取り組みが活発になっています。
DXに関連した案件では、根本的なビジネスモデルの変革が求められるほか、高度なIT知識・スキルが必要になるため、単価が比較的高くなりやすい傾向です。
月額200万円程度の案件も安定して見つかりやすく、上限が200万円以上に設定されている案件、応相談とされている案件も珍しくありません。
フリーコンサルの高単価案件をスムーズに見つけたい場合、DXに関するコンサル案件も探してみるとよいでしょう。
┃フリーコンサルの単価交渉の注意点
ここまでご紹介したフリーコンサル案件の単価相場はあくまで目安です。実力やスキルがあれば交渉によって単価を上げることも不可能ではありません。
ただ、初めから単価を無理に上げる交渉はあまり望ましくありません。
単価を上げると実力以上の役割を任される可能性が高いです。クライアントの期待に応えられず、結果として契約更新を打ち切られる恐れがあります。
フリーコンサルは契約更新の頻度が高いため、じっくり実力を証明してから単価交渉をすることも可能です。少しでも自分の実力に不安があれば、焦らずに単価交渉を進めていくのが望ましいでしょう。
当然、仲介手数料が高いプラットフォームだと、クライアントも単価アップを検討しづらくなります。単価交渉の成功率を高めたいのであれば、仲介なしで直接契約を結べるプラットフォームを検討してみましょう。
┃フリーコンサルの高単価案件を探すなら才コネクト!
今回は、フリーコンサルの案件について種類ごとに単価相場をご紹介しました。
種類によって単価相場に違いがあり、自分の経験と案件の領域がマッチすれば、高単価を狙えることがおわかりいただけたでしょう。
なお、フリーコンサル案件の内容と条件は時勢によって大きく異なるため、複数の領域における経験があるとリスクヘッジにつながります。さまざまな領域に強味を持つプラットフォームがあるので、幅広く登録しておくのが望ましいでしょう。
フリーコンサル案件紹介サービスをお探しの方は、ぜひ才コネクトの利用をご検討ください。才コネクトは直接契約を推奨したサービスで、継続契約時の手数料支払いを無料としており、高単価の案件を獲得したい方にもおすすめです。気になった方はぜひ公式ホームページでサービスの詳細をご覧ください。